赤鬼ゴンちゃんから、平日毎日お届けするあなたへのメッセージ☆ [2019.12.10]

人の涙を見ると、胸が痛む。

相手がどれほどの苦しみを抱いていたか、

どれくらいの長い時間孤独と戦っていたか、

どんなに寂しかったか、

どうすることもできなかった自分に腹が立ち、

どうしてもっと早く相談してくれなかったのかと地団駄を踏み、

相談できる仕組みを作ってなかったことに後悔し、

どんなに頑張っても戻ってこない大切な時間を失ってしまったことに、

胸が痛むのだ。

全て自分の不甲斐なさが要因になっている相手の涙ほど、辛いものはない。

しまった。。

と悔やんでも遅いのだ。

そうやって、多くの人の心を傷つけて、
どれだけ気づかずに通り過ぎてきたのかを思うだけで恥ずかしくてたまらない。

気づけた場合、それを反省して次回に活かそうと気をつけていても、油断していたり、慢心しているとまたいつの間にか誰かの心が疲弊していって、笑顔が消えてしまうのを見過ごしてしまう。

状況が悪くなると、その誰かの周りの笑顔も一緒に消えていくことになる。

真面目に働いて、精一杯頑張っている中で、心の苦しみに気づいてもらえない絶望感は、筆舌に尽くし難い。

本当は、あなたの笑顔が見たくてたまらない周りの人たちは、消えていく笑顔の要因もわからず、たとえわかってもどうしようもなく、助けることもできず、不安と不穏の波が押し寄せて心を揺るがせていく。

その心を救うためには、一つしかない。

自分が同じ立場だったらどうだ？と考えること。

逃げず、向き合い、心の底から相手の本心を見つめること。

傷ついて閉ざそうとする心の寂しさを、自分も追体験すること。

一人ぼっちで最前線で戦っている気持ちになってみること。

涙の中にある記憶を一緒に辿ってみること。

きっかけは色々ある。誰のせいでそうなっているか、よりもまず最初に謝ること。

そんな気持ちにさせてしまったことを、
どんな立場でいたとしても謝らなければならない。

たとえ親でも、子どもに対して悪いことをしたら謝らなければならないのと同じ。

そこから始まる。

それでも、許されない場合もある。

取り返しがつかない場合もある。

そうなった時も、申し訳なかった気持ちを持ち続ける。

自分の心にナイフを刺したまま生きるのだ。

同じことを繰り返してしまったら、そのナイフを自分でえぐる。

相手を傷つけたら、それよりも強い傷を自分に与えることになる。

自分の浅はかさや、馬鹿さ加減は、自分が一番よく知ってる。

だからもし、大事なことを忘れて誰かの涙を作ってしまったら自分で自分を罰する。

自分を大切にしなくちゃいけないのはわかってる。罰なんてもってのほかだ、と言われそう。でも、自分を大切にする前に、人を大切にしていない自分を許せない。

そうやって、自分を律する心を持ち続けないと、成長はないと思っている。

少しずつ、人は人を傷つけながら、自分を傷つけながら、それでも生きていく。

恥ずかしいし、申し訳ないし、自分を許せないし、許したくない。

人のせいにしたくないし、責任から逃げたくもないし、何より人としての生き様を後進に伝える役目がある人はなおさら自らを律さねばならない。

あなたは、その涙で、僕に気づかせてくれた。

ありがとう。

まだまだ足りない自分に対し叱咤しながら、不器用に生きつつ、違う形で恩返しをしていくしかないと奮闘しております。

決して、一人にならないようにね。

周りの人が不安になっていると気づいたら、すぐに相談して、一人っきりで頑張っちゃダメ。

真面目で、責任感が強いあなたは、頑張っちゃう。

ちゃんと、周りを見て。

みんなの目を見て、しっかり伝えるんだよ。

その笑顔で。

ね( ´∀｀)

応援してます！！

[日めくりゴンちゃん]
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